アシュラム ポーラックはアヘドの膝(2021年製作の映画https://filmarks.com/movies/97448/reviews/143974100 )で感情豊かな俳優なので気に入っていた…
>>続きを読むイスラエルのユダヤ教コミュニティは階層によって分かれているのだそう。聖書の時代から名前のあるエルサレムの”オリーブ山”。その、歴史ある墓地を舞台に選び、人の欲望と宗教的束縛、イスラエルとパレスチナ、…
>>続きを読む東京フィルメックスにて。
ファーストシーンがユダヤ教の墓地で。白っぽい、大きさのまちまちな石棺がみっしり広がる光景にうっとりして、すぐにこの映画を好きになった。
主人公は墓地脇の石造りの家に住む…
このレビューはネタバレを含みます
『オリーブの山』鑑賞。ユダヤ人墓地で暮らす、イスラエルの厳格なユダヤ教徒、ツヴィアの家庭を舞台に、聖俗の観念を描いた作品。敬虔なユダヤ教徒であるはずのツヴィアが目にしたのは、ユダヤ人墓地でセックスす…
>>続きを読む聖地エルサレムといえば無学なプログレタリアートでも、つい反応してしまう場所だが、そこにある墓地での淫らな葛藤が静かに描かれていて音楽はモリコーネの口笛のみ。「昼下りの情事 古都曼荼羅」と見比べたくな…
>>続きを読むどの国でも専業主婦の世界というのは狭いのだなと、この映画を観ながら考えた。
夫には職場が、子どもには学校が、それぞれ家とは別に生きる世界がある。
しかし専業主婦はどうだろう。家が職場であり、生活の場…
東京filmex 1
墓地に住む(住まざるを得ない)主婦が、ある出来事をきっかけに自分の存在を誰かに見出してもらおうともがくお話。
あの家の、黄色の扉。あの扉が閉まるときの、冷たく重たい音が印…