健一

THE BATMAN-ザ・バットマンーの健一のレビュー・感想・評価

4.2
「ザ・リング」
「ザ・プレデター」
「ザ・スーサイド スクワット」。
今回も出ました『ザ・リブートor続編』シリーズ。 ? 😅。
日本に置き換えるなら『シン・バットマン』といったところでしょうか?😅
これで通算3度目(?)のリブート単独作。
いやぁ、アメリカ人ってホント!BATMANが好きなんですねぇ〜。😃

今回メガホンを撮るのは「クローバーフィールド/HAKAISHA」で世界中のディザスターファンの度肝を抜き「猿の惑星」のリブートに成功したマット・リーブス監督。
彼がどんなダークなゴッサムシティを作り上げるのか?
そして主演は『吸血鬼』から『コウモリ男』に転身したロバート・パティンソン。
若きブルース・ウェインの活躍に期待大!

さて本作。
やっぱり長い。2時間55分。
ちょうど10年前の「ダークナイト・ライジング」(2時間44分)の時も長くて鑑賞後 グッタリしてしまった。😮‍💨
もう、お尻と腰が痛い!😰
だが、見応えは十分。これは是非とも映画館の大スクリーンで堪能して欲しい作品。

「ザ・バットマン」というより「ダーークナイト・サムシング」。😅
世界観が何より素晴らしい。
もうほぼ夜(ダーク)、そして雨。暗黒のゴッサムシティに一気に引き込まれるこの演出の上手さ。
今回のサブキャラはリドラー、キャットウーマン、そしてペンギン。
「ダークナイト」の世界観で「バットマン リターンズ」を描いたような作品。
両作とも大好きなのでファンには大満足な作品に仕上がっているのは言うまでもない。
脇を固める名優たちも素晴らしく、ジェフリー・ライト、コリン・ファレル、ジョン・タトゥーロのいぶし銀の存在感が素晴らしく より本作を重圧なものにしてくれている。
1番凄かったのはリドラーを演じたポール・ダノの圧倒的な存在感!
背筋が凍るような怪演でこのダークなゴッサムシティを一人で創り上げたと言っても過言ではない。
さすがあの名作「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」であのダニエル・デイ・ルイスと互角に張り合った若き名優!
ジョーカーと張り合うくらいの存在感を発揮してくれてます!

まぁ、クリストファー・ノーラン版「バットマン」が好きな方には大満足させてくれる作品だと思う。
ただ、ティム・バートン版、ノーラン版、ザック・スナイダー版。そして今回のマット・リーブス版と。
作り続けるにつれてどんどん『ダーク』にそして『長く(上映時間)』なっていくバットマン。🦇
数十年後。本シリーズ最終章はどこまで行き着いているのだろうか・・・

アメリカでのオープニング興行成績は初日から週末の3日間で1億3080万ドル。
'92年に公開され その年のNo. 1だった「バットマン リターンズ」の累計興行成績(1億2000万ドル)を たった3日 で抜いてしまった。😵


2022年 3月11日 公開初日 8:40〜
グランドシネマサンシャイン池袋screen 12 IMAX2D
💺542席
客入り 8割位埋まってた。

空いているのは両サイドの端っこの客席だけ。
ネットでチケット取るのも大変だった本作。
しばらくは『大入り』が続くのかな。
鑑賞後、出社。🚶‍♂️
健一

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