みほみほ

ライフのみほみほのレビュー・感想・評価

ライフ(2017年製作の映画)
3.7
👽🐙2024年53本目🐙👽(吹替)

いつだって人類(地球人)の手の中でコントロール出来ると思ったら大間違い。なかなか容赦のない作品で、壮絶な死に様に絶句。

そういうタイプの作品だと思っていなかった分、ショックが大きく、嫌な予感が現実になった瞬間からラストシーンまでは休む間もなく惹き付けられた。

ラストはあの流れから予想出来る上でもとにかくおぞましい…強烈な世にもみたいな無慈悲な後味を残す。不気味なSFかと思ってたら、とことん恐怖に触れてきて度肝を抜かれました。こういうスリル嫌いじゃない。

キャスト豪華なのに皆 壮絶に死んだり、地獄絵図のような展開になっていくのが驚きと共に見ものでした。吹替で観ていたから忘れかけていたけど、真田広之の存在感が字幕に切り替えても安定していて凄いと思った。「リング」のイメージで止まってる私だが、ハリウッドでの活躍の面はあまり通ってきていないので ちょっと感動。

火星人のビジュアルは普通で、従来のクリーチャータコ🐙みたいな感じだけど、スキルが人間を上回り過ぎて…絶望。

人間は傲慢だけど この世界は自分達だけのものではなくて、宇宙に出れば当然未知の世界もあるわけで…最初から手懐けられると過信してはいけないと とても強烈な教訓になりました。


実は昨夜、ギレンホールの最新作の「コヴェナント/約束の救出」(しかもアフガンもの!)のFilmarks 試写会に当選していて、とても楽しみにしていたのですが、キツめの偏頭痛が日を跨いでも治らず断念したので、ギレンホール観ながら別の意味で切ない気持ちになっちゃいました。観たかった…!
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