リラリオ

鳥類学者のリラリオのレビュー・感想・評価

鳥類学者(2016年製作の映画)
3.4
スペイン国境に近いポルトガルの山。
カヌーで川を移動しながら希少な野鳥の観察をしている鳥類学者のフェルナンド。

野鳥観察に夢中→カヌーくるくる回り出す→「やべぇぇ!」→必死でパドルを漕ぐ→が、カヌーは激流に飲み込まれ、転覆→川に投げ出され、意識を失う。
岸辺に流されたフェルナンドは中国人女性のリンとフェイに助けられる→リンとフェイは、サンティアゴ・デ・コンパステーラ巡礼旅行中で道に迷ってしまった熱心なキリスト教信者→「携帯もGPSもダメ、地図も複雑すぎて⋯」→地図を見る→「聖ジェイムスの道⋯ずいぶん道外れてんな⋯」→完全に道を間違えてしまった2人は、正しいルートに連れてけや!とお願いをする→「いや⋯逆方向だから⋯」困るフェルナンド。

突然「森の精霊に囲まれてる!」「天狗がいる!」「悪魔に巡礼を妨害されてる!」とワケのわからんことを言い、泣き出す2人→「⋯悪魔も神いねぇよ⋯」コイツら何言ってんだ??なフェルナンド→「信仰がないのね⋯そのうち自分の道を見つけるわ!そうだ、フェルナンドに守ってもらおう!もう怖くない!強い男がいるから!」→レディーを守れと命じられる→が、天狗などどうでもいいフェルナンドは、おねむモード→「⋯つうか、色々あって疲れたし、そろそろ寝ようぜ⋯」→こうしてリンとフェイはテント、フェルナンドは外で寝ることに⋯。

夜が明け、目を覚ます→「んっ??」異変に気づく→なんとフェルナンドは、天狗にビビり散らかすリンとフェイに縛られ、木に吊るされ、天狗の生贄にされてしまう→「聖ジェイムスはもう救ってくれない!聖アントニオにする!」またワケのわからんことを言い出す2人→逃げねぇから縄をほどいてくれと頼むが聞いてもらえず→「明日、去勢しようぜ!」恐ろしいことを言い始める→フェルナンドは2人が寝ている隙に必死で縄をほどき、逃げ出す。

真っ二つに割れたカヌーを発見→役立たずのスマホ→「どうすんべ⋯」→山を歩き回る→河原で、空のリュック、キャンプファイヤーのあと、目をくり抜かれた身分証、奇妙な儀式のあとを発見→「やっぱあの中国人娘、正しかった⋯何かが起きてる⋯」
その夜、フェルナンドは恐ろしい光景を目の当たりにする。

目を覚ます→犬とヤギの群→ヤギの乳を直飲みする青年→フルチンで戯れる男たち→愛が芽生えたバードウォッチング→俺のスウェット!殺人事件→果実→卵泥棒→羽の折れた白い鳩→髑髏→ストーカー鳩→鯉とお喋り→ラッパ→馬にまたがった上裸の金髪女→助けの申し出を断る→勝手にアントニオ呼び→ストーカー鳩再び→天狗の死体→グリグリ→天狗の正体→復活!→私はアントニオ!→弟のナイフと笛→一心同体
「ハロー!アントニオ!自分の道を見つけたのね!」
-END-

信仰のないゲイの男、受難の旅で聖人に転生⋯。
何コレ ww
宣教中に海難事故に合い、動物と会話ができた聖アントニオ(本名フェルナンド・マルティンス・デ・ブリャォン)の逸話を元にしたそうだが⋯カオス過ぎるだろ 笑
よくわからんかったが、つまらなくはなかった。
リラリオ

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