炎を配信している動画配信サービス

『炎』の
動画配信サービス情報をご紹介!視聴する方法はある?

炎
動画配信は2024年5月時点の情報です。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。
本ページには動画配信サービスのプロモーションが含まれています。
目次

炎の作品紹介

炎のあらすじ

インドで最も大衆に愛された、インド映画の金字塔的作品。その影響は映画にとどまらず、現代アートなどにも及ぶという伝説の映画が、ついに日本初独占配信。黒澤明監督作『七人の侍』(1954)のハリウッド版リメイク『荒野の七人』(1960)からアイディアを得て作られたが、こちらは「荒野の二人」が活躍。公開当初からインド各地でロングランが相次ぎ、ムンバイのミネルヴァ劇場では5年以上ロングランした。出演者や挿入歌に加え、名脚本家コンビのサリーム=ジャーヴェードによる印象的なセリフも人気の的で、現在に至るまで多くの映画に引用されている。2人組の泥棒ヴィールとジャイは、かつて勇敢な警部として名を馳せたタークルから呼び出される。警官を辞めて今は村長となったタークルの依頼は、彼の村を襲う盗賊の頭目、ガッバル・シンの生け捕りだった。やってきた村で、ヴィールは馬車の御者バサンティに惚れ、一方ジャイは、タークル家の嫁で未亡人のラーダーに心惹かれる。収穫期に穀物を奪おうと襲ってきた盗賊の手下3人を撃退した2人だったが、その後ホーリー祭に沸く村を、ガッバルに率いられた一味が再び襲撃する…。

炎の監督

炎の出演者

原題
Sholay
製作年
1975年
製作国
インド
上映時間
204分
ジャンル
アクションコメディ

『炎』に投稿された感想・評価

アミターブ・バッチャン主演、インド映画のクラシック作品。
大筋としては、盗賊団から村を守るために雇われた2人のアウトローの戦いを描いた“荒野の7人”“用心棒”プロットなインド版“西部劇”。204分という超長尺なだけあって、2人のバディ感や村の女性との恋愛要素、果てしない回想等々、いろいろてんこ盛りな作品。
約50年前、現代のようなCG、VFXも無い時代なのに、アクションシーンや踊りのシーン等々コレだけのモノが撮れてしまうという撮影技術は、さすが映画大国インド!と思わせてくれる。特に“ホーリー祭”の踊りのシーンなんて素晴らし過ぎて感動してしまう。
ただ、てんこ盛り&204分の尺、故か、話しがあちこちに跳び過ぎて、とにかく“長さ”を感じてしまった。いつもなら一気に観てしまうけど、今回はさすがにシンドくて2日間かけてようやく観れたぐらいの長さ😅
若かりし日のアミターブ・バッチャンの溢れる色気、佇まいがコレまたスゴかった。
TS

TSの感想・評価

3.4
【これを見ずしてインド映画を語るな?!】74点
ーーーーーーーーーーーーー
監督:ラメーシュ・シッピー
製作国:インド
ジャンル:アクション
収録時間:204分
ーーーーーーーーーーーーー
 インド映画の金字塔と言われている作品だそうな。これを見ずにインド映画を語るな!と言われたら見るしかない。JAIHOで独占配信されていましたから鑑賞。204分と、3時間が標準のインド映画でもやや長めの部類に入ります。長かったので2日にわけて見ました。結論から言うと、、伝説的な映画という割にはまあまあといっ他ところですかねえ。悪くはないですが割と王道なので、長さのことを考えると満足度は少し微妙。これ、2時間弱くらいで抑えられたよなあとも思えてしまいます。

 インドのとある貧しい村では、盗賊たちの略奪行為が横行していた。村長のタークルは元警部であり、その盗賊のリーダーであるガッバルに因縁があったのだが。。

 今作は『荒野の七人』から着想をえた模様。となると、『荒野の七人』は『七人の侍』が元ネタなのでそこまで遡れるか、と思いきや監督はそれは未見とのこと。
 タークルはとある理由により、かつてのように無理をして悪者を捕まえることはできなくなっていました。傍若無人のこのガッバルを捕まえられるのは、同じ土俵にたつ者のみとタークルは判断します。鉄は鉄でしか斬れない。そこでタークルが目につけたのが、かつて護送していた泥棒コンビ、ヴィールーとジャイだったのです。この二人は泥棒ではあるのですが芯の通っている人物でして、最初はタークルに協力しないのですが、タークルの本気度を察した二人はガッバルを捕まえることを決意します。

 インド映画だからところどころダンスシーンがありますが、やや抑えめ。ヴィールーとジャイが気持ちよさそうに歌を歌うシーンは多いですが、先日見た『ヤマドンガ』のような釘付けになるシーンはないかなと思います。泥棒が盗賊の長をこらしめるという、一応勧善懲悪のプロットであり、よく言うと王道で文句のつけようがないのですが、悪く言うと無難すぎて突出はしていないというところです。これが3時間以上あるからたまらない。総合的にはまずまず。ただ、大ヒットしている昨今のインド映画と比べるとかなり見劣りするかなというのが本音です。まあ、とりあえずインド映画の金字塔を見たという経験は得れました。しかし、今作のフレーズなどが後にインド映画界に多大な影響を与えていることを考えると、凄い映画なんだなと思わされますね。
盗賊団から村を守るために雇われた2人の泥棒、ヴィールとジャイの戦いを描く西部劇風アクション映画。

日本での知名度は低いが、インド映画史上最も高い興行収入を記録した作品の一つであり、観客動員数は2億5000万人!!とも言われている超モンスター映画。
主人公の1人であるジャイを演じているアミターブ・バッチャンは、インド映画界の現人神とも呼ぶべき超スーパースター。本作の成功により、バッチャンはその地位を不動のものにした。

映画の内容は完全に西部劇っ!🐎🐎💨
『荒野の七人』そのまんまのオールドスクールな用心棒ものであり、広大な荒地とそこを疾駆する馬、画面を覆う砂煙など、アメリカやイタリアの西部劇も顔負けの本格派。
主人公のヴィールとジャイは、『明日に向って撃て!』でも知られる「ワイルドバンチ強盗団」のキッドとブッチを彷彿とさせるし、敵の首領・ガッバル・シンの見た目は『高野の用心棒』とか『夕日のガンマン』で知られるジャン・マリア・ヴォロンテになんとなく似てる。
本当にどこからどう観ても(後述するように非常にクセのある作品なのだが)堂々たる西部劇であり、イタリアだけでなくインドでもこのような西部劇が作られていたとは露ほども知らなんだ。
どうやらボリウッドで作られた西部劇を「カレー・ウェスタン」や「ダコイト(山賊)・ウェスタン」というジャンル名で呼ぶらしい。こういうニッチなジャンルがあるとは、映画の世界は奥が深い…。

本作の公開年は1975年。なのでというべきか、主人公のキャラクター設定には、アメリカン・ニューシネマの影響が強く反映されている。
ヒッピー風なファッションに身を固めた男たちが西部劇を繰り広げる、というのはなんともミスマッチな感じがするのだが、インドという国の持つ独特な迫力がそのミスマッチさを上回っているので、割と「インドならこういうこともあるかも…」みたいな感じで受け入れられる。

西部劇やアメリカン・ニューシネマが下敷きになっているとはいえ、そこはやはりインド映画。
歌あり・踊りあり・笑いあり、バトルあり、なんでもありのごった煮状態!!
色鮮やかなミュージカル・シーンから急に西部劇的ガンバトルが始まったり、強盗団に捕まるという絶対絶命のピンチの最中でも急に歌って踊りだす。
ハリウッドやマカロニでは絶対にあり得ないこの全部乗せ感、いやぁこれぞインド映画だよなぁ…💃🕺

「千年に一度の映画」とまで称されるこのインド発レジェンド映画。
鑑賞後の率直な感想を言わせてもらうと………。

長ぇ〜〜〜〜っ!!!!💦💦

とにかく長い。長すぎる!!
ランタンムは堂々の195分。インド映画としては標準的になのかも知れないけど、それに慣れていない人間からしてみるとまぁ長い。
しかも、絶対その展開要らんやろっ!みたいな場面が多すぎて、終始モヤモヤ。
編集の仕方によっては2時間、いや90分くらいに短縮出来るんじゃないかと思うのだが、それをしちゃうとインド映画特有のクセが薄まって普通の映画になっちゃうか…。いやしかしいくらなんでもこれは長すぎるよね…😅

というわけで、超大作映画を観た感想は「長い」の一言。
冒頭の大列車強盗シークエンスはかなりの迫力で、「これは凄い映画が始まったで〜〜っ!!」と思ったものの、結局そこがピークだったような気がする。

『RRR』の大ヒットにより、世間のインド映画への注目は高まっている。自分もそれでこの映画を鑑賞したわけだしね。
本作の主人公2人の造詣は『RRR』に通じるところがあるし、『RRR』のあのご機嫌なエンディングテーマのタイトルは本作の原題と同じ「sholay」だし、間違いなくラージャマウリ監督はこの作品からインスパイアを受けている。
あまりにクセが強いため万人におすすめはできないが、『RRR』のファンには是非とも鑑賞して貰いたい一作である。

※銃弾とか爆発の破片とかが、やけに画面に向かって立体的に飛んでくる。
1975年の段階でこれほどの映像を制作出来るなんて、インドの技術凄すぎるやろっ!?インド人にびっくり👳🏾‍♂️
…なんて思っていたのだが、気になって調べてみるとどうやら2014年に3Dバージョンを制作しているようで、U-NEXTで配信されているのはこのバージョンのようだ。そりゃそうだよね。

『炎』に似ている作品

ムトゥ 踊るマハラジャ

上映日:

1998年06月13日

製作国:

上映時間:

166分

ジャンル:

3.6

あらすじ

大地主ラージャーの屋敷で働くムトゥは、ラージャーに仕え、専属の執事兼馬車の御者兼ボディーガードとして、常に行動を共にしていた。 ひょんなことから彼は旅回り一座の女優ランガと恋に落ちるが、彼…

>>続きを読む

サーホー

上映日:

2020年03月27日

製作国:

上映時間:

169分

ジャンル:

3.6

あらすじ

大都市ワージー。ここでは幾つもの犯罪組織が街を支配している。ある日、それら組織の頂点に君臨するロイが交通事故に見せかけて殺される。組織のメンバーであり実力者の1人であるデウラージが後継者の…

>>続きを読む

ヤマドンガ

上映日:

2023年10月20日

製作国:

上映時間:

178分

ジャンル:

3.7

あらすじ

『バーフバリ』2部作(2015、2017)のS.S.ラージャマウリ監督が、『RRR』のNTR Jr.を主演に2007年に発表した監督第6作で、NTR Jr.とは3度目のタッグ作品。NTR …

>>続きを読む

RRR

上映日:

2022年10月21日

製作国:

上映時間:

179分

ジャンル:

4.4

あらすじ

舞台は1920年、英国植民地時代のインド。英国軍にさらわれた幼い少女を救うため、立ち上がるビーム。大義のため英国政府の警察となるラーマ。熱い思いを胸に秘めた男たちが運命に導かれて出会い、唯…

>>続きを読む

ダルバール 復讐人

上映日:

2021年07月16日

製作国:

上映時間:

158分
3.6

あらすじ

政府高官に手腕を見込まれ、ムンバイ市警察長官に就任したアーディティヤ・アルナーチャラム(ラジニカーント)。最愛の娘ヴァッリ(ニヴェーダ・トーマス)とともに赴任したが、ムンバイでは麻薬がはび…

>>続きを読む