いっしー

昼顔のいっしーのネタバレレビュー・内容・結末

昼顔(2017年製作の映画)
-

このレビューはネタバレを含みます

ドラマ版含めての感想

不倫なのに純愛、純愛なのに不倫。

不倫をしたら誰も幸せにならない、なれないっていうことを、丁寧かつ分かりやすく示している点で、「不倫が悪い」を思考停止せずに説明してる映画だと思う。

その一方で、特にドラマでは、「じゃ、不倫をしない選択があり得たのか、不倫をしなかったら幸せだったのか」っていう問いは残り続けて、
観客の心に痕を残す作品だから、すごく良かった。

エンタメとして、観た後にスッキリ!な映画も好きだけど、
アートとして、観た後に心に何かしらの痕が残る映画が僕は好きなので、この作品好きでした。

当たり前すぎて野暮なことを一応言うと、僕は不倫を肯定するっていうのを意図してる訳では一切ない。

* 「自分が裏切ったことあると、相手のこと信じられないのよ」は名言。アウトレイジの「一度人を裏切った奴は何回でも裏切りよる」を思い出した。

* ドラマ、斎藤工、上戸彩、吉瀬美智子、北村一輝と、まあ妖艶で…艶っぽさ、色っぽさ全開。オトナ。
いっしー

いっしー