ちろる

食卓のちろるのレビュー・感想・評価

食卓(2016年製作の映画)
3.4
年金生活の初老と、中年ニートの二人暮らし。
親子だが会話もなければ一緒に食卓を囲むこともない。


捨てられないまま溜まったごみ袋
散らばったトイレットペーパーの芯
尿がはみ出るトイレの床


そんな男だけの生活に相談所で父がマッチングした寿美子さんがやってくる。

きちんとした家庭の食事が作られて、食卓を囲むようになった。
一度は酒断ちするも、やはり長年ジャンキーな食事と酒に溺れた日々を忘れることができず、寿美子の丁寧な食事をありがた迷惑に感じるようになる。

寿美子もおそらく好きでもないこの政夫と一緒になったのは、持ち家で老後一人でいることへの心配回避くらいだったのだろう。

Facebookの投稿にとりつかれるニート
母のフライパンアート

そこからしぼりだされる微かな家族愛?
見せられました。
なんか複雑ー
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