ShimaD

マインド・エスケープのShimaDのレビュー・感想・評価

マインド・エスケープ(2014年製作の映画)
2.1
カバと月経から始まる革命の話。

ガレージで実験してる様子で『プロジェクト・アルマナック』みたいなやつかなーって思ったら、案外静かで暗い雰囲気なので『プライマー』を目指したのかしら、と思った次第です。
しかしながら、どーにもさいごまで低空飛行が続いた映画でした。

ピリッとした恐怖感とかハラハラするものが少なくて、実験が淡々と進んでいく上に、なんかやばいこと起きそうだけどなにも起きないので終始ボーっと眺めてました(゜。゜)
ちゃんと話の展開はあったと思うんですが、なるべくしてなる流れなのでこれまた眠気に耐えるほかなくて…。

ちょっと面白いなと思ったのは修行シーン。えっ、修行するの?って感じですが…笑
バトルものだと必殺技を身につけたり、SFなら秘密兵器を開発したり、スポーツなら特訓したり、クライムなら計画準備しますよね。

これもまた最終決戦(?)に向けて山奥の寺院で修行するんですね。タイかどっかで。オレンジの法衣着て。
もうそのアイディアと行動力に、説得力とかは度外視で(なんかすごいぞ…笑)と思わされますよね。オラわくわくすっぞですよ。
…ごめんなさい。大半の人は思わないです。今まで科学を信じてきた男の最終手段が…なぜ…?!という無意味に変化球なとこが憎めないんですよ。
これだからB級はやめられないなあ。
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