No.4208
チャーリー・プラマーのヴェネチア国際映画祭新人俳優賞受賞作。
チャーリーとピートがどこまでも美しく見えるように計算されつくした構図、光・・。
馬を扱った映画ということで思い出した、クロエ・ジャオの『ザ・ライダー』を見たときのような、深い余韻。
脇を固めるスティーヴ・ブシェミのクセっぷりも素晴らしい。
プラマーは本作と同じ2017年に、巨匠リドリー・スコットの傑作『ゲティ家の身代金』にも出演、まさに充実した一年となった。
彼もいずれは、ホアキン・フェニックスやディカプリオのような、子役出身の実力派スター俳優として大成していくのだろうか。