サトミン

哭声 コクソンのサトミンのレビュー・感想・評価

哭声 コクソン(2016年製作の映画)
3.5
3分の2は、指と指の隙間からみました。
殺人事件ドラマ映画かな、怖くても八墓村レベルかなと思って観たけど、やはり、韓国映画、ドぎつ過ぎます。
ホラーとスプラッターは苦手なのだが、さらに、オカルトも入ってくるとは。。。
映像、脚本、そして、魂の演技。いずれもすごいのに、殺戮シーンを求める国民性かなあ。
韓国映画、血が多すぎるし、これは実際痛いだろうという描写が多すぎて、ちょっと引き気味になりますよ。
小津安二郎さんや、ヒッチコックのような、観客の想像力を引き出すセンスで作れないのでしょうか。
血たっぷりの衝撃的なシーンを増やすことは、商業的利益、経済的利益につながるからと、監督が意図しないシーンを増やすのでしょうか。
この辺のことは、闇の中ではありますが、スポンサーのいる環境で、本当の想いを貫くことは難しいのでしょうね。
「パラサイト」では、個人的に余計だと思う生々しい暴力シーン見て、深く感じていることでした。(暴力シーンなければ、オスカーと認める)
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