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午後8時の訪問者のtravisのレビュー・感想・評価

午後8時の訪問者(2016年製作の映画)
3.7
ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ兄弟監督作品。
この兄弟監督は凄い兄弟で、カンヌ映画祭に7作品連続でコンペティション部門出品されていて、パルムドールにでは二冠。
ただ、作品はハリウッド的な作風ではないので、好みははっきり分かれると思います。
初期では、『ロゼッタ』。
最近では『サンドラの週末』もなかなかの逸品でした。
主演のアデル・エネルの存在感と、兄弟監督の手腕があってこその作品になっていると思う。
兄弟監督の作品がハリウッド的ではないというところは、BGMがないところ。
なのに、ラストまで気が付かないほどストーリーに引き込まれます。
私は兄弟監督の中で、まだ未見の作品のがあるので、今年中に観る予定です。
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