ブレードランナー 2049のマルケスのレビュー・感想・評価

まさか続編を観られる日が来るとは。内容はまだ咀嚼しきれていないけれど、あの後を見せてくれた事に感謝の思いが何よりも強い。

「俺はお前の何なんだ？」デッカードの問いに何も答えなかったK。
Luvとの死闘後、防潮堤まで先に泳ぎ着いたデッカードが「ジョー！」と呼び、Kの腕をつかんで引き上げる。Kにとってはそれでもう充分だったのかなとも思う。Kが最期に何を思ったのか想像すると切なくなる。

知能を持ってしまった生命体は「自分は何モノなのか、何を為すべきか」に悩まされるものなのか。そんなことを漠然と。