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ウインド・リバーのkazu1961のレビュー・感想・評価

ウインド・リバー(2017年製作の映画)
3.9
「ウインド・リバー」
原題「Wind River」
2018/7/27 公開 アメリカ作品 2018-246

テイラー・シェリダン監督による、『ボーダーライン』と『最後の追跡』から続くフロンティア三部作の終幕であり、なかなかスリリングで暴力的な作品です。
観るものを、キャラクターが織りなすミステリーへとどんどん誘い込んできます。脚本は知的でスリリングで、俳優達の演技も見事です。雪に覆われた静かな舞台、工夫を凝らした舞台設定はタイトル通りの恐ろしさを生み出していますね。
とりわけ、コリーをやっているジェレミー・レナーが内に怒りを抑えた抑制的な演技をしていてとてもいいです。
見応えのある良い作品ですね!!

アメリカの辺境を舞台に現代社会が抱える問題や現実をあぶりだした「ボーダーライン」「最後の追跡」で、2年連続アカデミー賞にノミネートされた脚本家テイラー・シェリダンが、前2作に続いて辺境の地で起こる事件を描いた自らのオリジナル脚本をもとに初メガホンをとったクライムサスペンス。第70回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門で監督賞を受賞。主演は「ハート・ロッカー」のジェレミー・レナーと、「アベンジャーズ」シリーズのエリザベス・オルセン。
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