アラカン

ドラゴン・タトゥーの女のアラカンのレビュー・感想・評価

ドラゴン・タトゥーの女(2011年製作の映画)
4.0
ダニエル・クレイグが出演するということはすなわちえっちな肉体美のシーンを伴うということ。ドウェイン・ジョンソンとジェイソン・ステイサムの次くらいに裸見てる気がする。
ルーニー・マーラは見てわかる通り役作りのために相当減量したようで、そのおかげでリスベットのキャラがより確立され魅了された。繊細な心を隠すように濃いメイクと強めのファッションで武装しつつも、徐々にミカエルへ心を開いていく様子からの終盤に駆けつけるシーンはようやく信頼できる人に出逢えたんだなと我が子を見守る気持ちで涙ぐましかった。見守るにしては過激なシーンも多かったけれど。

絶対にあの離れは危ないのわかってるのにそれでも残って調べ続けるプロ根性を見ると、創作ではあるけれど、やっぱり業界の第一線を走る人間ってこのくらいの覚悟が必要なんだろうなと遥かな雲を見上げる気分になる。自分だったら絶対に「こんな仕事やってられるか!俺は帰らせてもらう!」でフラグ立てて殺されそう。
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