「ブラック・スワン」
原題「Black Swan」
2011/5/11公開 アメリカ作品 2018-064
再鑑賞
「レオン」から追いかけてるナタリー・ポートマンの凄さを再確認した作品です。
どこからどこまでが現実で妄想なのか。このギリギリの演出が最高に素晴らしいと思います。白鳥から黒鳥へ脱皮して行く過程で主人公ニーナの心理がどう変わっていったのか、いやどう壊れていったのか、その表現もまたホラーめいてますが本当に素晴らしいと思います。
それにしてもナタリー・ポートマンの凄さ、アカデミー主演女優賞もナットクです。完璧な演技、あの美少女が、ずたぼろに壊れてゆく姿は残酷で、見るものを不安にさせます。激やせの役作りは、骨と皮だけの上背部に表れています。私のような素人が見たら、本物のバレリーナに見えてしまいます。これはもうバレエ映画としては比類なき迫力だと思います。
最後のラストシーン、自分自身を傷つけたのは現実でしょうか？妄想でしょうか？
凄い作品です。
ナタリー・ポートマン、ミラ・クニス共演の心理スリラー。監督は「レスラー」のダーレン・アロノフスキー。主演のポートマンが第83回米アカデミー賞で主演女優賞を獲得した。
