【南米の魅力――タンゴとブエノスアイレス】
アルゼンチンの著名ななタンゴ・ダンサーであるマリア・ニエベスとファン・カルロス・コペスのコンビを取り上げたドキュメンタリー映画。
二人へのインタビュー(マリアが中心)をメインに、一部、彼らの若い時分に関しては作った映像も交えて、彼らのダンサーとしての軌跡や、男女としての愛憎関係を映し出している。
私はとりわけタンゴ・ダンスに興味があるわけではないけれど、音楽としてタンゴを聴くこと自体は嫌いではない。このダンス・ペアについては名前すら知らなかったが、見ていてそれなりに面白かった。
背景となっているブエノスアイレスの街並みも悪くない。
ダンスと都会の映像を通じて南米の魅力を楽しむ一本。