geluro

ウィッチのgeluroのネタバレレビュー・内容・結末

ウィッチ(2015年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

異端なのか敬虔すぎるのかなんなのかわからないが、村で裁判にかけられる追い出される一家。父をはじめとしてとにかく敬虔で罪にまみれていること、神の大いなる愛があることなど子供も含めてずっと話してる。父、母、長女13歳くらい、長男10歳くらい、男女双子5歳くらい、0歳の赤ちゃん。
寒村に移り住む。というかその家族以外誰もいない。食べるものがない、冬を越せない。父は母の大切な銀のコップを売って獣を獲る罠を山に仕掛ける。しかしとれない。
ある日0歳の息子が失踪する。ここはあえて曖昧な感じで書かれてて、なぜ失踪したかよくわからないが、森の中で誰かに殺される描写がある。
その後、長女と長男が森に行って長男失踪、謎の山小屋で謎の女に誘惑される。
次の日長男が半裸で家に帰ってくる。傷だらけでうわごとを言っている。医者に見せなければと思っていたところ、うなされ叫び出す。彼女の首を斧ではねろ!彼女が僕の上に乗っている!長男が苦しみ、歯を食いしばる。両親が無理やり口を開けさせると、口から小ぶりなリンゴを吐き出した。また苦しみだし、自分は呪われていると叫んでいると思ったら今度は穏やかな笑顔になり、ぼくは神による大いなる愛で抱擁されているといい、死んでしまう。双子は失神する。
長女が魔女ではないかと双子と両親は疑う。長女は双子こそが魔女だといい、飼っている黒ヤギと話しているの証拠だ、あれはルシファーだという。父は双子と山羊と長女と山羊小屋に一晩閉じ込める。
夜中に起きた母、死んだはずの長男が死んだはずの赤ちゃんを抱いて座っている。これからはいつでも会える、本を持ってきたから読もうと言う。その前に赤ちゃんが泣いているからお乳をあげるねと母。だがどうやらそれらは幻影で、母は授乳してるつもりがカラスに乳房をつつかれ血を流しているのだった。
朝、父が起きると山羊小屋が壊れて白ヤギが死んでしまっている。長女は怯えて座っている。双子の姿はない。呆然とする父に黒山羊が突進し、殺してしまう。
母が起きてきて、長女を悪魔と罵り、馬乗りになり殴る。長女はやめて愛しているといいながら、手近にあった手斧で母の額を切る。母は長女の首をしめる。長女は手斧で何回も殴り返し母を殺す。家に戻り上着を脱いでそのままテーブルで眠ってしまう。
起きると夜になっている。長女は山羊小屋へ行き、黒山羊に話しかける。言葉がわかるか?話してほしいと。黒山羊は答える。何が望みだ、食べ物か、快適な暮らしか、ドレスかと聞く。長女は驚きつつも、はいと答える。黒山羊は、服を脱ぎ目の前の本に署名しろと言う。長女は文字が書けないと言うが、黒山羊が手伝ってくれるという。
裸で森を歩く長女と黒山羊。そこに焚き火を囲み踊り何やら呪文のようなものを唱えている女たちがいる。彼女らは、だんだん宙に浮かび始める。長女も浮かび、笑う。
おわり。

わからんとこ多すぎるが、映像はいいし、ちゃんと怖い。
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