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ロスト・フライトのgeluroのネタバレレビュー・内容・結末

ロスト・フライト(2022年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

てらさわホーク氏が褒めてたので見てみた。たしかにおもしろい。夜中のテレビとかでこういう映画やってたらうれしい感じ。

主人公はパイロットの男。元日のフライトに向かう。これが終われば休暇で、遠く離れた娘に会える。
乗客は20人足らずだが、急遽警察が来て、殺人罪で捕まえた男を搬送するため乗せることになる。彼は15年前?の罪で捕まったとかなんとか。元軍人のガタイのいい黒人さんだ。
上司からルートの説明を受けるが、どう考えても嵐にぶつかるためルート変更を申し出るが、コスト削減のため拒否される。嵐の上を飛べとの命令。まぁいけるか、つって離陸。
案の定大嵐でやばいやばい。なんとか高度を上げようとするが、落雷を受け電気系統がほぼすべてストップ。位置も高度も分からないまま、目視で飛び、なんとか島を発見。ジャングルばかりのようだが、かろうじて大きな道を発見。無理やり着陸。
上空で機体がドカンと揺れたとき、投げ飛ばされた警官とCAひとりが死亡。

着いたのはおそらくフィリピンの◯◯諸島で、このあたりはゲリラがいるとの噂。
主人公は、乗客たちに待つよう伝え、殺人犯と2人で周囲の捜索を開始(ゲリラと戦えそうという理由か?)。手錠も解いてあげるが、すぐに姿をくらましてしまう。

そんでやっぱりゲリラに占拠された島だよここ、ひーやべぇ。こいつら捕まえた人間使って身代金要求し、無理なら殺すような奴らや。
まぁとりあえず壊れかけの電話を見つけ、なんとか会社と娘に連絡するが、途中でゲリラに襲われ戦闘開始。主人公は意外とがんばって、相手を失神させる。そこに殺人犯が自動小銃を携えて戻ってきて、ゲリラにとどめをさす。どうやらいいやつだ。やらなきゃやられる、ってんで、自動小銃をもう一丁、主人公に渡す。
ゲリラの車を奪い飛行機のもとへ戻る。

ちょうど、飛行機が襲われているところだった。リーダー格の男はパイロットを探している。ゲリラに撃たれて2名死亡。残りはバスで拉致されていく。
主人公はなんとか助けようとするが、殺人犯の男に止められる。相手が多すぎるし、しかも全員完全武装だから。
飛行機をチェックすると、副パイロットがある程度修理に成功していたようだ、電気がつく。

殺人犯は逃げようと提案するが、主人公はやたら勇敢。おれには乗客を守る義務がある、とかいってやる気満々。殺人犯もなんだかんだ良いやつで、手伝ってくれる。頑張ってたすけるぞ!
潜入し、数人殺しつつ、たどり着く。みんなバスに乗せて逃げようとするが、道の先に大量のゲリラたち。うぐぐ、こりゃ無理だ。そこで主人公が提案。おれが囮になる。おれはキャプテンだから利用価値がある。行くぜ。
つって自ら捕まりに行くが、ごちゃごちゃしてるうちに普通に殺されそうになるが、間一髪、武装した救助部隊が到着。とはいて10人足らずのチームで、ゲリラ何百人もいそうだ。どうにかして逃げるほかない。
主人公、またしても提案。飛行機に戻って全員で飛ぶぞと。こいつほんまタフ。
作戦開始。バンバン撃ち合いしながら逃げていく。救助に来てくれたら奴らはプロやから、なかなか頼りになる。殺人犯は、残念ながら俺は行けないと一言。
なんとか全員を飛行機に乗せ、エンジン始動。飛行機に向けられたロケット砲を殺人犯が間一髪防ぐなどアツい展開。
殺人犯は、救助部隊が持ってきた大量の札束を奪い消えていった。
殺人犯以外が全員飛行機に乗り、走り始める。飛行機の下からウィーンて出るタイヤでゲリラのリーダーをぶっ飛ばし離陸。近くの別の島の空港へ着陸。あーよかった。

おしまい。

結構雑なところもあるけど、勢いがいいからあんまり気にならない。あと、殺人犯の男を信じていいものか?という中盤あたりのやり取りなど、なかなかドキドキしていい感じだった(手錠外す?警官の銃のこと言っていい?そもそも一緒に行動してていいのか?みたいな)。
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