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何者のkisekireiのレビュー・感想・評価

何者(2016年製作の映画)
3.9
こちらも情報が変わっていて、アマプラで観ました。

泣いた。
朝井リョウで泣くこと多めだな。
嘘つきな六人の大学生
と言う小説を読み、就活生を朝井リョウが描いたらどうなるんだろうと思い観てみました。

毎年、毎年、リクルートスーツを着た就活生たちは、会社をジャッジし、会社からジャッジされ、人生の選択をしていきます。
戦ってばかりだと、自分が何を思考して、どんなおかしな行動を取ってるか、わからなくなると思う。

たった数分の面接やディスカッションで、その子の何がわかるのだろう。
不思議だけど、社会の基軸はそうやって作られていくのよね…

仕事は大切だけど、こんなに心を潰すような思いをして……
もう、苦しくなりますね。

死ぬ思いで掴み取った会社がブラックだったら…そりゃ、辞められないと思うと思う。

どうか若い人たちが、のびのびと仕事ができる社会が、いつか作られますように。

私たち大人も、柔軟にいなければいけないと、切に思いました。

スコア低いし辛口レビュー多いみたいですが、私はそんな風には見れませんでした。

ほんと、辛かった。
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