映画を観ることが、そんなに多くない自分が、レビューなんて書くのはどうか？という気持ちもなくはないのですが、この映画はぜひ多くの人に観て欲しいと思い、これを書いています。
なぜ、多くの人に観て欲しいかと言うと、この映画を観た人が何を感じるかを聴いてみたいから。自分が感じた気持ちと、他の人が感じる気持ちがどのくらい違うのかを知りたいと、強く思ったわけです。この映画を観て自分が感じたのは、一昨年から昨年にかけての自分の経験の中で抱いた気持ちに近いなぁ。ということ。そういう意味では、新しい発見のようのものはなかったのだけれど、「そうそう、そうなんだよなぁ」と頷く場面は、いくつもありました。それは、「何かをやろう！」とか、「何かを変えたい！」とか、今いるコンフォートゾーンを出てチャレンジをしようとする時、そこに待っているのは、バッシング的なネガティブな何かではなく、共感とか賛同といった方向の体験だったりする。ということ。「どうせ無理でしょ…」と、勝手に心のシャッターを下ろしてしまわなければ、この世界は思っているよりもずっとやさしいし、温かいし、面白いぞ！ということ。この映画を観る人が少しずつでも増えていけば、この国も変わっていくのではないか？と、自分は感じたわけですが、これから観る人は何を感じるのか？とても気になっています。
