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戦国自衛隊のkazu1961のレビュー・感想・評価

戦国自衛隊(1979年製作の映画)
3.4
▪️JPTitle :「戦国自衛隊」
ORTitle: ※※※
▪️First Release Year : 1979
▪️JP Release Date : 1979/12/05
▪️Production Country : 日本
🏆Main Awards : ※※※
▪️Appreciation Record : 2022-320 再鑑賞
🕰Running Time : 139分
▪️Director : 斎藤光正
▪️Writer : 鎌田敏夫
▪️MusicD : 羽田健太郎
▪️Cast : 千葉真一(兼 アクション監督)、夏八木勲、渡瀬恒彦、江藤潤、岡田奈々、真田広之、薬師丸ひろ子

▪️Review •••••••••••••••••••••••••••••••••
🖋角川の大作だけあって、昭和の匂いがプンプンしています。自衛隊一個小隊が戦国時代にタイムスリップするタイムトラベラー作品ですが(この後こういう時代SF×戦記物の作品は多くなりますが、その先駆けだったことは間違いありません)、そのスケールの大きな戦闘シーンなどのエンターテイメント性は残しながらも、自衛隊員それぞれの人生の背景も描き、“夢の挫折”というテーマをしっかりと描いた青春作品の色が濃い作品になっているのが良いですね。音楽も含めこれが昭和の匂いを醸し出しているんですね。

🖋幾つもの記憶に残っているシーンがあります。現代の昭和でPV的な映像で登場する岡田奈々。ゴリさんと相討死する少年兵の薬師丸ひろ子(この数十秒の薬師丸ひろ子を観るために映画館に足を運びました。。。)
。若い頃の髪の毛がふさふさしている角野卓造などなど。。。千葉真一が渡瀬恒彦を射殺するシーンに流れる“Sun goes down , Sun goes down 。。。”戦国自衛隊のテーマソングがまた良いですね!!

🖋そして主演千葉真一にとっては、芸能生活20周年、ジャパンアクションクラブ(通称JAC)の発足10周年記念作品で、アクションシーンは自身が監督をしています。それにしても千葉真一、夏八木勲、渡瀬恒彦、江藤潤、かまやつひろし、小池朝雄、勝野洋、竜雷太などなど。。。濃い男性のオンパレードです。

😆物語は。。。
伊庭三尉率いる自衛隊一個小隊は演習地に向かう途中の海岸で、奇妙な閃光に包まれます。気がつくとそこは400年前の戦国時代でした。伊庭たちは戦車、ヘリコプター、装甲車などの近代兵器もろともタイムスリップしてしまったのです。そんな彼らの前に、武田信玄と戦うために川中島へ向かっていた戦国武将・長尾景虎が現れます。景虎は伊庭たちの持つ兵器と装備に興味を示し、友好関係を結ぼうとします。そして元の世界に戻れるあてのない自衛隊の面々もこの時代で生き抜く事を決意します。だが、常に死と隣り合わせの状況に隊員たちは一人また一人と命を散らしていくのです。。。

▪️Overview (映画. comより)
四百年前の戦国時代にタイム・スリップした演習中の自衛隊一個小隊の姿を描く。半村良の同名の小説の映画化で、脚本は鎌田敏夫、監督は「悪魔が来たりて笛を吹く(1979)」の斎藤光正、撮影も同作の伊佐山巌がそれぞれ担当。千葉真一芸能生活20周年作品。
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