このレビューはネタバレを含みます
映画版とドラマ版で少し違う
黒木華の魅力が唯一無二で好き。
途中まで映画「来る」と役が類似してた。
花嫁姿で並んでるところが美しかった。
映画版の好きなところ
真白が生きてる世界線見てみたかったな。
「コンビニとかスーパーで買い物してる時に、お店の人が私の買ったものをせっせと袋に入れてくれてる時に、私なんかの為にその手はせっせと動いてくれてるんだよ。
私なんかの為にせっせとお菓子やお惣菜なんかを袋に詰めてくれてるわけ。その手が。
それ見てるとなんか胸がギューとしてね、なんか泣きたくなる。」
「私にはね、幸せの限界があんの。もうこれ以上無理ーって限界。多分そこらの誰よりもその限界が来るのが早いの。アリンコより早いんだ。その限界がね。」
「だってさ、この世界はさ、本当は幸せだらけなんだよ。みんなが良くしてくれるんだよ。」
「宅配便の親父はさ、私がここーって言ったところまで重たい荷物運んでくれるしさ、雨の日に知らない人が傘くれた事もあったよ」
「でもさ、そんな簡単に幸せが入ったらわたし壊れるからせめてお金払って買うのが楽」
「お金ってさ多分そのためにあんだよ。人の真心とか優しさとかがあんまりそんなはっきりくっきり見えちゃったらさ、人は有り難くて有り難くてみんな壊れちゃうよ」
「だからみんなそれお金に置き換えてさみんなそんなの見なかったことにするんだよ」
「だからさ、優しいんだよこの世界は。だから私はお金払って買うんだ。お金払って買うの。だってもう限界なんだもん。」