奇跡の女が大きな声で、奇跡なんてないって言ところなんかすごいシーン!結局人間は都合の良いように解釈していて、良いことは奇跡!悪いことは誰かのせい!にする。信仰に対する無責任さ(信じるということは果た…
>>続きを読むカトリック映画傑作。丘の上で聖母マリアを見たという女の告白を起点に、何もない寒村が欲望のるつぼと化し破滅しゆく描写の凄絶。混沌の中心でおだやかに凝視する主演ノーラ・オノール孤高の佇まいに痺れる。フィ…
>>続きを読むいわずもがなフィリピン映画史上一傑作(一般的に)と言っても良い。メンドーサやラブディアスが出てくる理由は第二黄金期時代の作品を追うだけで皆目見当しかつかない。カトリックの国フィリピンだけあって信仰と…
>>続きを読む【ありのままの姿を魅せすぎて地獄を見せるのよエルサは】
先日、アテネフランセでの特集上映《フィリピン映画生誕百周年記念 フィリピン・シネマ・クラシックス》に行ってきました。映画呑み仲間から、激推しさ…
今まで観て来た宗教映画の中でも特に中立で誠実な作品だった。
多くの宗教映画はスクリーンの中で「奇跡」を直接目撃することが出来る。例えば死人が生き返ったり、身体が宙に浮いたり。観客はその奇跡が神のみ…
【既述。『バッチ’81』欄で】高名な女優さんの、厳かでナチュラルな内面の多様多面正確表現には感服・感動も、かたちある奇跡のあらわれ・影響力やそれに基づく映画的様式は、元々薄い表層でしか感得できず、無…
>>続きを読むこれはすごい、コクソン、沈黙など観直したくなる信仰揺さぶり映画
主演のnora aunorさん、シンガポールでたまたまレコードを買って歌手だと思ってたが、今作で女優だったと知った
ユーモアのバランス…
フィリピン映画歴代最高傑作級 第1位(らしい)
主演女優ノラ・オーノールらの、近撮の説得力。人々のいろんな顔がある。熱苦しさがいろいろ頑張ってる。
中盤までは退屈ぎみだった。カトリックなんてそも…