もりりた

キングスマン:ゴールデン・サークルのもりりたのレビュー・感想・評価

3.0
エグジーはキングスマンとして、かつティルデの交際相手として順調な日々を過ごしていた。ある夜、エグジーが暴漢に襲われる。それはスパイ候補だったチャーリー・ヘクテス。彼の腕は機械化し、体には金のタトゥーが。それは地下組織 ”ゴールデンサークル” の紋章だった。後日、突如キングスマンに壊滅の危機が訪れる。加えて、世界中で皮膚に青筋が浮く奇病が進行。エグジーの身近な人達も巻き込み拡がるが、解決の術はなく途方にくれる。ピンチを切り抜けるべく、僅かな手がかりを元に彼らはアメリカへ向かう。


前作ほど楽しめなかった…アクションは相変わらず格好良いんだけど、要素の詰め込みが見どころを発散した感じ。キングスマン対悪党のメインの他、ステイツマンとの駆け引き、不安定な同僚の存在 笑。その他ネタ的な有名人登場や、国や文化を強調したセットなど、もうお腹いっぱいです笑


悪党のインパクトもダウン。ポピーの破天荒さは伝わるが、思想は軽薄でなぜここまでパワーがあるのか不明。バレンタインと比較して存在感に欠けていた。キングスマンがある意味リセットされ、現れたステイツマンは外観と名前のクセ、加えて本性の曖昧さでスッと入って来ず。これなら前作の繋がりを残して欲しかったなという印象。普段クールなマーリンの意外な一面が見られたのは楽しかった。酔っ払いシーンは笑ったし、歌も良かったなー。


続編といいつつ想定外に翻弄された今作。
3はどうなっちゃうの?覚悟して見ないと!
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