くらげ

ゴジラvsコングのくらげのネタバレレビュー・内容・結末

ゴジラvsコング(2021年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

再びマディソン親子登場。
母親が過激なテロリストに堕ちただけあって娘は陰謀論者の配信者にコロッと流されて。
たまたま真実だっただけで行動力の良さがヤバいよね。
パパの方は出る必要あったかいな?

次回作のオープニングでもあったモーニングルーティン、今回のは偽りなんやね。
ジアが近くに居るし、安心出来る環境ではあるけれど閉塞的で偽りの環境。
成長を見込んでもう少し大きくするとか、少しずつ増築するとか案は無かったですかね?

コングの故郷、地下世界はファンタジーど真ん中。
文明の痕跡とかガン無視でエネルギー資源に夢中なの、本当に良くないな。
ドアを押して開ける、たまたま落ちてた斧を窪みに嵌める辺りも笑ったけど、重力反転を即座に理解してフワッも浮いたシーンは驚き。
コングと同じ顔になっちゃった。
香港から穴開けたら丁度ピンポイントで目的の場所に繋がるのも不思議が過ぎる。
ポータル的なの無視して直接繋がると設定揺らぐだろ。

怪獣バトルの方はと言うと船上海中が1回目の胸熱。
戦艦って飛び石にされたくらいじゃ沈まないんだね。
這い上がってきて水を吐いてゴロッと横たわるシーン、もう人間なんよ。
みんなで死んだフリでやり過ごす、って何なんよ。
何千キロ離れてても感知して襲ってくる相手に効かんだろ。

次が香港ネオンビル街。
やっぱり高層ビルがグシャグシャ潰れるのは楽しいですね。
更にコングの本領発揮、機動力が活かせる環境は映えますね。
海の方もそうだったけど、今回の映像は本当に綺麗だったなぁ。

大ボスのメカゴジラは、まぁオマケ?
暴走してたのはAI的なアレなのか、キングギドラの意識の残滓的なアレなのか。
白目小栗旬の精神が汚染されて、とかでも良かったかも。
少なくとも芹沢の名前で出る必要は無さそう。

人間ドラマパートが皆無だったのが残念。
怪獣を倒すにしろ守るにしろ、もっと物語が欲しいところ。
島の民が全滅したのもサラッとだし。

怪獣バトルは見たいもの大体見られたし良し。
ゴジラ的にはコングは殺害対象ではなく、ぶちのめしたいアンチクショウ枠なんだろうな。
それにしても、あの斧は背鰭だったのか。
共闘は胸熱過ぎるんじゃ。
くらげ

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