優秀な遺伝子を掛け合わせて生まれた「適性者」と自然妊娠で生まれた「不適正者」が分け隔てられた近未来の世界にて。不適正者のヴィンセントは、適性者のみがなれる宇宙飛行士になることを夢見ており、、、
今作が上映された当時より遺伝子操作が現実味を帯びてきているので、時代を感じさせないテーマ設定に驚く。
この世に生まれてきた当本人からすれば、自分の遺伝子は後からどうにもできないもの。優れている、劣っていると他人から形容されようとも、その運命的な要素とどう付き合い、どう人生を歩んでいくかを決めるのはあくまで自分自身。その理不尽さに絶望を感じることもあるけれど、せっかくなら希望を抱いてみたっていい。
SF要素以外のストーリー展開にもハラハラドキドキした〜🧬
