メル

ノー・エスケープ 自由への国境のメルのレビュー・感想・評価

3.5
トランプ大統領が度々問題にしている「メキシコとの国境から入って来る不法入国者たち」。
アメリカ側の国境付近に住む男はそれを阻止するために凶暴な犬を相棒にして、不法入国者を見つけ次第片っ端から撃ち殺して行く。

命の危険を犯してまでメキシコから不法入国する者たちにはそれなりの理由があり、それを阻止するアメリカ側にも不法入国者が原因の麻薬事件、犯罪等十分に正当な理由がある。

岩だらけの広い砂漠の真ん中で異常な暑さ、喉の渇き、銃弾、獰猛な犬、おまけに毒ヘビの脅威に怯えながら無事にアメリカに逃げ切れるのか?の話。

キュートでセクシーだったガエル・ガルシア・ベルナルも今作ではアメリカに住む息子に会いに行く父親の役、そして彼自身もメキシコ出身だからでしょうか制作総指揮を担ってます。

遠くに見えるハイウェイは本当に自由の国へ続いているのだろうか…。

監督はアルフォンソ・キュアロンの息子ということでメキシコ出身なので、メキシコ側からの言い分としては…みたいなややメキシコ寄りの作品の様にも見えます。
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