王冠と霜月いつか

天空の城ラピュタの王冠と霜月いつかのレビュー・感想・評価

天空の城ラピュタ(1986年製作の映画)
4.1
久しぶりに金曜ロードショーで鑑賞。内容に今更触れても仕方ないので、トリビアとか気付いた点を少し。

吹き替えを名優さん達が演じてるね。話題作りで“自称”俳優が吹き替えをやると違和感出まくりで閉口する事も多いんだけど流石だね。当たり前なんだけど本来。
寺田農さん=ムスカ
初井言栄さん=ドーラ
常田富士男さん=ポム爺さん

ポム爺さんって誰ですか?(笑)…シータとパズーがポム爺さんと会う鉱山のトンネル内のシーン長いけど、実はポム爺さんはラピュタ人の末裔なんだそうで、シータやムスカと違って王族ではなくて労働者階級だそうなんですが。その辺の設定も一切説明しないで映像に盛り込むあたりが、宮崎駿監督らしいね。

その監督がノベライズしたラピュタがあるそうなんだけど、それを読むと映画には収まりきれなかった設定が裏表沢山載ってるそうで。

ジブリの作品は、サブスクでの配信が1本もないけれど、日米カナダを除いた海外のネトフリでは配信してるんだって。この辺はプロデューサーの鈴木敏夫さんが絡んできているんだけど、つくづく、宮崎駿監督は、アーティストなんだなと思われる理由です。
プロデューサー鈴木敏夫さんの存在意義って何なのか?疑問に思ってた事もあるんだけど、アーティストとしての全能力を作品に投入する為には、プロデューサーとしてお金勘定を出来る彼がいないと駄目なんだなと。

久しぶりに観たけど、ラピュタは大好きな作品だ。それは間違いない!ここは変わることはない。

金曜ロードショー、来週は「となりのトトロ」