“ケンは別にどうでもいいのよ…昔から”
ふとネガティブなことを考えるようになってしまった”典型タイプのバービー”が
ひょんな事からケンと人間界に訪れ、
嫌われたバービーの存在や男社会に圧倒され…と進んでいくストーリー
フェミニズムが過ぎるだとかコンプラが飛び交う今作だけど、私は純粋に楽しめた!
確かに昨今のバービーは多様性に歩み寄りすぎて
本来の”憧れのバービー”という良さが消えているなと思っていたけど
コンプライアンスに押し潰されて
じゃあどうしろっていうんだよ!!!
というマテル社の心の叫びが聞こえたw
確かに。
何しても叩かれる生きづらい世の中だよ。
秘書のママが女性の気持ちを代弁してくれていて、とてもスッキリした
でもあれさえも男女平等じゃない、フェミニストだ!とか言われちゃうのかしら。
ケンと恋に落ちてハッピーエンドじゃなさそうだし
どう着地するのかな?と思っていたら
おばあちゃんが現れ、
“娘がいつでも来た道を振り返れるように
母親は出発点に立ち続けるのよ”
と空気感の変わった展開へ
バービーワールドでまとめてしまわないラストに若干うるっときてしまった私はまだまだ心が綺麗な証拠