ナイトアウェイク

後妻業の女のナイトアウェイクのレビュー・感想・評価

後妻業の女(2016年製作の映画)
1.1
登場人物の紹介を兼ねた長いオープニングは良かった。

[希望の光を与える太陽なのだ](劇中そんなセリフは無い)なら分かるけど、[泥水に住むヤモリ]は、全然ピンと来なくて笑った✨
悪いけど、マジでどういう意味なんだ…?

クズ業者の後妻業側と、遺産で対立する姉妹の構図がすごく引き込まれた。コメディ描写の中に、警戒心も忘れさせない。後妻業側を応援はおろか野放しにしたい気持ちなんぞあるはずも無く、その犯罪性が明るみになってからの展開が面白い。
単刀直入に、調査員のお兄さんが追い詰めていくのが最高潮だった。
そこからダレて来た感じがする。

本当に、こんなものが日本に存在してるのかね。
物語が進む程、マジで超胸クソ悪くなる。
関西弁でのやり取りやツッコミ言葉にも気持ち悪さすら感じるし、終盤はギャーギャーうるさくてただイラつく。
ストレスで笑えなくなった。

ラストは本当にそれでいいのか?
結局野放し状態。

もしかして、日本の司法とか制度の甘さを、投げ掛けたりしてるのかしら?
悪は滅びない的な。まぁ、確かにそれは分かるけど、気分の悪い終わり方だった。

個人的には、最初のホステスのお姉さん、遺産対立する姉妹、銀行員の2人が大好き。

記録。