レズビアン映画。パートナーへの遺族年金の受け取りを認めてほしいと、平等を訴える死にゆく女性刑事の話なんだけど、ノンフィクションなので2人が愛を育むシーンは少なくても構わないというはっきりした描き方をしていて芯がはっきりしてる。
愛についての感傷を描いてないからこそ、同性愛のパートナーや刑事のパートナーやという意味の絡めも、はっきりと浮かび上がる。
例えば家に、例えば出会いに、例えばその愛の育み方に、例えばその解決した事件に、わざと特別性を与えない描き方での平等を表現しているのが、とても良かった。