「我々はこの戦争の幕引きに来たわけじゃない。勝ちに来たんだ。」
"戦争の当事者は国や軍じゃない。生身の男達である"
2009年、アフガニスタンの戦争を終結させるべく派遣された四つ星大将グレン。
戦争とは市民の命を守る事。責務を全うする為になら、何が何でも突き進む。高い壁が立ちはだかれば、困った顔して突き進む。常に、強引でいて媚びない、誰も拒まない対話と共に。
アフガニスタンの住民、国家戦略チーム、欧米連合、ドイツ国会議員...グレンは常に戦争を終わらせる為、対話を続ける。
佇まい、歩き方、喋り方に身振り手振りまで。ブラピが全くの別人...
要所でBGMと画角が最高に渋い。
特に大統領に会いに行く時の音楽と歩き方がカッコよすぎて3回見直した。
映画として斬新でいて、一番現代的な戦争映画なのかもしれない。初めて観た。しかし...ラストシーンで分かった。これがアメリカって事か...
2023年鑑賞98本目