ちろる

ミニー・ゲッツの秘密のちろるのレビュー・感想・評価

ミニー・ゲッツの秘密(2015年製作の映画)
3.6
こじらせ思春期の妄想物語だと思ってみたら主人公のミニーが思った以上の性欲モンスターすぎて少し心配になります。
なかなか頼りない、ルーズそうなママはしっかり者のパパと別れてからは彼氏何人か連れてくる。
バージン捨てたくて捨てたくてたまんないミニーが初エッチに選んだのがなんとママの彼氏だからけっこう笑えない。
とにかく、思った以上にダメダメ中年男のモンローと、ミニーの愛のないセックス三昧は若干見苦しく、一体全体何を見せられてるのか?と不安になったのは私だけではないはずなんですが、、、
まぁ、まだ十代。経験して、いろいろ痛い目にあって、大切な人傷つけて分かることもあるよね。
因みにミニーの描くポップアートの世界はとてもユニークで、動くアニメーションの世界は引き込まれます。
バージンだったころの鬱屈したアートと、少し痛い目にあって経験したあとのミニーのアートは変わっていったのかな?
なかなか展開がスピーディーな作品だったし内容激しいけど、なんだかんだで清々しくラストを迎えてくれて胸を撫で下ろしてます。
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