えり子

偽れる装いのえり子のレビュー・感想・評価

偽れる装い(1945年製作の映画)
3.5
友達の婚約者を好きになって、挙句自殺するプレイボーイの主人公が身勝手だと思った。女性映画かと思いきや、そんな男の破滅への道でした。
「愛している」と2日前に言いながら「愛していない」というミシュリーヌのツンデレ感。
婚約者のダニエルが一番まともなのに、悪役扱いでした。
珍しい卓球シーンがあり、これも男女が戦って居て、何かを暗示していたのかしら。
ファッションデザイナーは黒一点で、モテます。
でも満たされないのでしょう。
初めて本気になった女性に裏切られる皮肉。
愛は喜びより苦しみ。そんな気がしました。
ミシュリーヌ、プレールは100歳で今も健在。
すごい女優さんです。
えり子

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