冷蔵庫とプリンター

偽れる装いの冷蔵庫とプリンターのレビュー・感想・評価

偽れる装い(1945年製作の映画)
5.0
 これは素晴らしい。どの映画も外さないことで定評のあるジャックベッケルだが、今作は非の打ち所がない完璧な仕上がりと言えるだろう。あの卓球のシーンの緊張感たるや。
 個人的にはフランソワーズリュガーニュ演じる未練たらたらの元カノの役(アンヌ=マリー)が印象的で、前半少ししか出てこないところが逆に後半の展開に効いてくる。構成も見事というほかない。