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グレン・ミラー物語のkazu1961のレビュー・感想・評価

グレン・ミラー物語(1954年製作の映画)
4.3
▪️JP Title :「グレン・ミラー物語」
Original :「The Glenn Miller Story」
▪️First Release Year : 1954
▪️JP Release Date : 1954/01/04
▪️Production Country : アメリカ
🏆Main Awards : 第27回アカデミー賞 録音賞
▪️Appreciation Record : 2020-795 再鑑賞
🕰Running Time : 115分
▪️Director : アンソニー・マン
▪️Writer : ヴァレンタイン・デイヴィス、オスカー・ブロドニー
▪️MusicD : ジョセフ・ガーシェンソン(音楽監督)、ヘンリー・マンシーニ
▪️Cast : ジェームズ・ステュアート、ジューン・アリソン、ハリー・モーガ、チャールズ・ドレイク
▪️Review
ムーライト・セレナーデが流れるのを聴くといつも本作を想い出します。そして、グレン・ミラーオーケストラの名曲の挿入曲のナンバーを聴くだけでも元気が貰えるそんな作品ですね。
ラストはとても切なかったですが、ミラーの人生は楽しく、夢を実現し、そして命をかけてまで志願して前線へ楽団として慰問する、ほんと全てをまっとうした素晴らしい人生だなと思います。本作を観ているだけで前を向く力が湧いてきますね。
本作、20世紀アメリカ前半を代表するバンド・リーダーであり、トロンボーン奏者としても知られたグレン・ミラーの生涯を名匠アンソニー・マン監督が描いた音楽映画の名作です。前述のように自身の楽曲を効果的に挿入しながら、ミラーの人生をコミカルにそして温かく描いていく展開は素晴らしいの一言。ミラーが軍隊の行進曲を変更したシーンなんかは好きなシーンです。そして、ルイ・アームストロングなどゲスト出演も豪華で見応えあります。これぞアメリカという音楽映画の名作です。

物語は。。。
貧乏な一奏者に過ぎなかったミラー(ジェームズ・スチュアート)が、ベン・ポラック楽団に入り、その演奏旅行の途中で女友だちのヘレン(ジューン・アリソン)と再会し、やがて彼女なしに自分の音楽はありえないことを悟ったミラーは急遽電話でプロポーズし、めでたく結婚。やがて自分の楽団を持ち、人々の支持を得るミラーだったが、そこに第二次世界大戦が始まり。。。

日本では本映画の影響で、当時日本における洋盤は2万枚を越えるとヒットとされる中、日本ビクターが廃盤を予定していたグレン・ミラーの「セントルイス・ブルース・マーチ」「真珠の首飾り」などが7万枚のヒットになったそうです。(参考:Wikipedia)

以下、本作の挿入曲です。どれも聴いたことがある楽曲で凄いなあ、の一言です!!
ムーンライト・セレナーデ
タキシード・ジャンクション
茶色の小瓶
セントルイス・ブルース
ベイズン・ストリート・ブルース
イン・ザ・ムード
ペンシルベニア 6-5000
アメリカン・パトロール
黒い瞳

▪️Overview
「怒りの河」「雷鳴の湾」のトリオ、製作アーロン・ローゼンバ ーグ、監督アンソニー・マン、主演ジェームズ・スチュアートによるテクニカラーの音楽映画1953年作品で、バンド・リーダーとしてまたトロンボーン奏者として高名の故グレン・ミラーの生涯を描く。脚本は「夫は偽物」のヴァレンタイン・デイヴィース、撮影は「雷鳴の湾」のウィリアム・ダニエルス、音楽監督はジョセフ・ガーシェンソンの担当。共演者はMGMをはなれたジューン・アリソン、「白昼の脱獄」のヘンリイ・モーガン、「ウィンチェスター銃'73」のチャールズ・ドレイク、マリオン・ロス、ジョージ・トビアス、シグ・ルーマンらで、それにルイ・アームストロング、ジーン・クルーパ、ベン・ポラックらのジャズメンが特別出演する。(引用:映画. com)
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