ちょうどいい

ロブスターのちょうどいいのレビュー・感想・評価

ロブスター(2015年製作の映画)
4.0
恋愛至上主義とルッキズム、同調圧力にどっぷりと支配され、盲目的に“つがい”になったカップルへの強烈なるアンチテーゼか。

極めて悍ましい「らしさ」や「べき」の初期設定に制作側の黙示が感じ取れる。

共感や秩序、調和が必ず逢着する画一性や排除、不寛容という問題に対する強烈な警鐘か。

クリフハンガーの結末も相まって、視聴後のじわり三角絞めも割とあり。

やや難解なテーマに評価3.6(2024/04/27現在)もさもありなんと言った感じ。

ハイムリック法(上腹部圧迫法)