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『シャーリー&ヒンダ ウォール街を出禁になった2人』に投稿された感想・評価

8さん

8さんの感想・評価

3.5
電動車椅子に乗ったアラナイ(アラウンド90)の2人が今後の経済を心配しウォール街に突撃した姿を描いたドキュメンタリー作品。

アメリカのシアトルで暮らす92歳のシャーリー・モリソンと86歳のヒンダ・キプニス。長年生きてくれば痛い所の1つや2つあるのは当たり前の2人。日常的な会話は体調や家族の事が多く、時には冗談を飛ばし笑顔を振りまきながら今日も電動車椅子で出掛けていく。

ある日経済成長について疑問を持った2人は、年齢からは想像も出来ない行動力で体当たりの展開を繰り広げていく…


『人生に遅すぎるなんてない』


パワフルすぎやしませんかこの2人。好奇心旺盛なシャーリーと凝り性なヒンダの視線の先は、自分達がいない未来。今日や明日の事を心配してもいい年頃の素朴な老女が、飽くなき好奇心と情熱で突き進んでいく姿が清々しく爽快である。

年甲斐もなく何やってんだ?と煙たがられるのが世間の目である。しかし、ここまで年を重ねると恥じらいなど何処へやら。行動力の恥より分からない・出来ない事をこのままにしておく恥の方が、よっぽど恥ずかしいと言わんばかりの疑問や質問をぶつけて紐解いていく姿に強く共感出来ます。

老いても尚衰える事のない情熱は素晴らしく、『天国や地獄はこの世にあると思う』というシャーリーの言葉に妙に納得してしまいました。
TS

TSの感想・評価

2.2
【それ程出禁になってない珍老婆達の話】
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
監督:ホバルト・ブストネス
製作国:ノルウェー・デンマークなど
ジャンル:ドキュメンタリー
収録時間:82分
興行収入:不明
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
割とパッケージとタイトル詐欺のような気がします。思ってる以上にバリバリ行動しない。思ってる以上に出禁にならない(笑)

僕は文系大学出身ですが、文系科目で一番苦手なのは経済学と認識しています。もちろん他の学問も苦手なのはありますが、肌に合わないと常に感じるのは経済学です。つまり儲けるの下手でしょうね僕はww

で、今作は、経済の成長は果たして人類の成長になるのか?という現代社会における根本的な問いを、ほぼアラナイである老婆、シャーリーとヒンダが世間にぶつけるドキュメンタリー作品というものです(^o^)

電子車椅子に乗りながら、経済学の講義を聴きに大学へいったり、わざわざ教授の自宅に訪問し、経済について質問したり、中々のアクティブさを見せるお二人。

なるほど、経済の成長を謳う社会ですが、果たして公共の福祉に貢献しているのでしょうか?自らの利益のためだけに動いてるのではないか?
その根本的な問いを、講演会でも乱入し強調していく。メッセージ性としては非常に有用な作品かと思われます。

しかし、厳しいことを言いますが、アラナイである老婆二人がそのようなことを述べても、社会は振り向いてくれません。人種差別ならまだしも、今回の経済に関する問題は非常に不鮮明であるからです。
おまけに、今作の構成もあまりよろしくない。僕はわりと映画に、大学という環境が出てきたら、わりと厳しい目で鑑賞してるのですが、今回もあまり良くないシチュエーションでした。

聴講生なのに、講義妨害に近い質問を連発するシャーリーとヒンダ。そりゃあ、何を聴講生の立場で。と思い教授は煙たがります。確かに質問は自由ですが、まずは教授のルールに従うのが、受講生としての最低のマナーです。ましてや、他の受講生がいる中で、講義を止めてまで質問するのはあまり良くないです。
これが冒頭にきたので、僕としては、正直にいうと、お騒がせものの二人。というレッテルが貼られてしまったのです。

そのあとも、二人の必死さはわかるのですが、世間が振り向いてくれないのは明白なので、見ていて痛々しかったです。

なので、全体のメッセージ性としては、非常に良い映画なのに、構成で滅茶苦茶にしてしまってる。失礼ですが、ドキュメンタリーですが、果たしてどこまでスタッフがこの二人に指示したのか?なども考えてしまいます。

で、この二人の老婆の主張ですが、確かに経済の永遠の成長なんてないでしょう。

経済の成長=社会の富裕化=資源の大量消費=環境の崩壊
に繋がると考えられます。
もちろん、他にも色々なことが想定されますが、極端な話としてはこういうことでしょう。

しかしまあ、これを容易く解消できれば苦労はしない。そのあたりは、訴えてるだけでシャーリーとヒンダは少々無責任。あまりにも高齢であるため、訴えることしか出来ないのは明白ですが、、

なので、そういうことも常に考えなきゃダメだよ!という気づきの映画として見ると、有意義になると思います。
確かに一人一人が経済の行く末を考える方が、結果としては良い方向に進む確率が増えるでしょう。

しかし、映画としては面白味に欠けました。パッケージやタイトルで期待させられた分、少々残念でしたね(°_°)
経済成長は答えじゃない
経済成長こそが問題なのだ

経済に興味を持ち、学び、さらに偉い人から話を聞きたいとあちこち乗り込んだおばーちゃんたちのドキュメンタリィ☆

疑問を投げ掛けるだけの突撃隊なので、老害一歩手前に見えてしまうのは惜しいですね。

経験則から何か導き出してアドバイスとかするなら良かったのだけど。

でも質問するって答えるより凄いこと!
何にでも疑問を持ち、聞きにいく行動力は本当に素晴らしいと思います。

そんなシアトルに住むおばーちゃんズ。
92歳シャーリーと86歳ヒンダ。

アメリカは戦後最悪の不況で失業者激増、家まで失う大変な状態だ。

そんな時よく聞くのは
「買い物して経済を回そう」

だけど、本当にそれで経済は良くなるの?

てなわけで、早速ワシントン大学の授業に乗り込むが、KY発言として追い出されてしまう。

ならばとアルバート・バートレット物理学名誉教授に話を聞くと、

「人間の最大の欠点は指数関数の理解に乏しいことだ。
エコノミストは毎年GDPを上げたがるが、もし全人類が米国のように消費したら、それを支えるだけでも地球があと4,5個必要になる。」

とのこと。

孫たちの未来が心配になってきた2人は、ついにニューヨークへ!

そこでジョシュア・ファーレイ経済学者と話すと、

「成長に頼らないシステム作りが必須。
成長を終えたならば、貧しい人に分配する段階に入らなければ。
量的成長より質的改善を。」

と言う。

"成長"って必要なの?
これはもっと偉い人に聞かなければ!

2人はウォール・ストリート・ディナーに乱入、壇上に上がり疑問を呈する!!

が、まあ当たり前なのだがつまみ出されてしまった。
ここで彼女に暴言を吐いた悪魔が何よりも恐ろしい……

その後、ヒンダが手術を受けたり、感謝祭があったりして、ラストはやっぱり大学に乗り込む2人なのであった!


正直やり方が悪いのだけど、言ってること疑問に思ってることは正しい。

なので、今度は我々元気な人間が彼女たちの後を継いで、どんどん質問して考えて動いていかないとならないのですよね。

しかし今作、日本とノルウェーでしか公開されなかったとのこと。
それもまたおそろしや。。。

『シャーリー&ヒンダ ウォール街を出禁になった2人』に似ている作品

インサイド・ジョブ 世界不況の知られざる真実

製作国:

上映時間:

109分

ジャンル:

配給:

  • ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
3.7

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上映日:

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製作国:

上映時間:

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