どこぞのB級作品のような邦題が付けられたタイトルだが、中身はまあ静かな作品になっている。
シンプルなほどの勧善懲悪になっており、熱帯雨林で農園を襲う悪党とそれを退治する得体のしれない男。
これだけでジャングルのサバイバル劇が出来上がる。
「アポカリプト」から無駄な部分を削ぎ落とした中身と思ってもらえれば分かりやすい。
本格的な格闘戦ではなく1対多勢なので、罠だったり奇襲などを活用して追い込んでいく。
ガエル・ガルシア・ベルナルがこういうタイプの作品に出ることは珍しいが、いきなり現れるトラの存在も含めあまり機能していないのが気になった。