「俺を尾行してみてどう感じた?教えてくれよ。正直に。」
「面白かったです。」
結構、ゾッとする発言でした。
まあ、逆恨みも甚だしいけどなあ💧
クズ男すぎて笑うしかないけど。
どっちもどっち感が激しい😅
「尾行していたら、
空っぽの自分が埋まる気がした。」
「この世界に満たされている人間
なんていないんだよ。」
これ、深いなあって感じました🤔
人は虚無感を持ちながら生きてますからね。
なんというか、満たされない自分を抱えて生きていますよね。人間は。
人の生活を覗き見る事で自身の追体験になるというか、そういう意味合いもあるのかもしれないし🤔
実際に「擬似体験」と論文序論で書いていたけれど、そういう事なんでしょうね。
しかし、教授もかなりヤバい人ですw
そんな状況でもまだ続けろと指示を出すか?
さらには、それで尾行対象を…💧
で、教授妻は…そうきたか🤔
さらに教授よ…💧💧💧
一見、この人達、
ヤバいくらいにイカれてる😱
って感じてしまうが、
人間そんなもんなんだろうなあ。
みんながみんな、闇を抱えて生きている。
虚無しかない。
弱い生き物だから誘惑にも溺れる。
みんな満たされないまま、生きている。
どう生きたら良いのか。
答えなどない。
哲学ですね。
刹那と虚無の間で生きるのもまた
人間らしいのかもしれない🤔
あと、余談ですが、
監視カメラの映像に適宜変わる手法がすごく意味深だなあと。
深淵を覗く時、また深淵から覗かれているんだよなあ、と言ったことも感じる。
監視している人もまた監視されているというか。
そういう鑑賞者もまたその様を見ているわけですが、それは考えすぎ?
と、これは本題からは少しズレてしまいましたが…。
門脇麦さん、洗練されていきますよね。
いい役者だなあと感じました。
これは、考えさせられる名作で久々に心を揺り動かしてきました。
とにかく、スカッとはしません💦
考えさせられる作品です。