このレビューはネタバレを含みます
夢と恋愛。その2つの要素がセブとミアの人生において分かれ目になっていて感情が揺さぶられる作品だった。
中でも大好きだったのがラストシーン。
夢をとれば最愛の人と離れることになるが、お互いに夢をとる選択をした。
距離も離れお互いに別々の生活が始まり、ミアは別の人と幸せな生活をしていた。
ある日ミアが偶然立ち寄ったジャズクラブ「Seb’s」で目の前に現れたセブが思い出の曲「the end」を演奏し、そこから2人が一緒に生活していた世界線へ連れて行く。
演奏が終わり現実に戻された時のセブとミアの本気で愛していた、寂しい、でも夢を叶えられた幸福感、さまざまな感情が混じった表情に引き込まれた。
一緒にいたかったけれどもこれで良かったんだ。と言わんばかりのお互いの表情で締めくくられて寂しくも良いラストだった思う。
あとキースの「Start A Fire」大好き