黒柴

バリー・シール/アメリカをはめた男の黒柴のレビュー・感想・評価

3.6
綺麗な奥さん、可愛い子供たち。絵に描いたような幸せな家族。しかしトム様演ずるアメリカで過去に実在した人物バリー・シールは天才的パイロットの腕を買われ、より儲けられる裏ビジネスへと手を染める。
プロペラ機でアメリカ⇄中南米へ銃の密輸、そして白い粉の密輸と幅を広げていく。
置ききれないほどの金はバックに詰めて馬小屋、庭を掘って埋めて隠し、銀行に分散して預金を入金すれば貧乏だった街も潤っていくと汚くても金が金を呼ぶ姿。

トム様ホントにプロペラ機運転してますねー。飛びながら夜景を見ながら奥さんと・・・なんてシーンもあり羨ましい限りですな(o^^o)

ニカラグア、ホンジュラス、貧困にあえぐ国が白い粉、転売された銃の密輸で一部の富裕層、国のほんの一部が汚い金で甘い汁を吸ってる姿、トム様が現地でほこりまみれになりシャツを汗びたびたにしながら演じてます。当時のレーガン大統領の当時の映像を時折混ぜながら、トム様のニヤニヤ顔が重い話を軽くしてる感じで良かったですね。
黒柴

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