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眠りの森~新参者・加賀恭一郎~のkazu1961のレビュー・感想・評価

3.6
🔸Film Diary————————————————-
▪️本年鑑賞数 :2021-543
▪️#死ぬまでに観たい映画1001本 ※※※/1001

🖋映画の括りに入ってますが、本作、東野圭吾ミステリの中でもとても大好きな加賀恭一郎シリーズのスペシャル・ドラマ版です。2014年度の作品なので本来、2012年公開の映画『麒麟の翼 〜劇場版・新参者〜』につづく作品になるのですが、父親役の山崎努もまだ健在なので、テレビドラマシリーズの後、新参者の前ということになるんでしょうね。

🖋劇場版と違ってスペシャル・ドラマ版なので舞台設定などニューヨークロケはあるもののやはりスケールの小ささは感じてしまいます。しかしやはりそこは東野圭吾の原作、犯人探しの醍醐味や感情を揺さぶるストーリー展開は健在。加賀が、石原さとみ演じるヒロインに感情移入するところなどは、本作ならではの珍しいところですね。

🖋また舞台となるバレエ団に隠された秘密や、なぜ事件ご起きたかなど、その裏に隠された物語には泣かされてしまいました。。。これぞ東野圭吾作品です。

🖋本作、バレエ団を舞台にした作品ということで、世界が認めるバレエダンサー・熊川哲也が芸術監督を務めるKバレエカンパニーの全面協力の下、撮影されました。そのため出演者へはカンパニーのプロフェッショナルなスタッフによる指導によって本格的なバレエ演技が実現しています。石原さとみのバレエ姿は珍しく必見ですね。

😢物語は。。。(参考:公式サイトより)
警視庁捜査一課の刑事・加賀恭一郎(阿部寛)は、ひょんなことからバレエ「白鳥の湖」を観にいく羽目になるが、興味の無い上に徹夜明けということも重なり、公演中に居眠りをしてしまう。しかし、途中で目を覚ました加賀は、浅岡未緒(石原さとみ)が演じる黒鳥に目を奪われ、その才能にすっかり魅了される…。 そんなある日、その公演を主催する名門・高柳バレエ団の事務所で、ある男が殺された。居合わせたバレリーナ・斎藤葉瑠子(木南晴夏)が被疑者とされ事情聴取を受けるが、不審者から身を守る上での正当防衛だと主張。被害者の男・風間利之(内田朝陽)と葉瑠子は面識がなく、プリマである高柳亜希子(音月桂)を中心に、バレエ団側も葉瑠子の証言を疑わなかった。。。

🔸Database————————————————-
🎥邦題 :『“新参者”加賀恭一郎「眠りの森」』
原題(英題):※※※
🎥製作国 :日本
🎥初公開 :2014
日本公開 :2014/01/02
🎥上映時間 :127分
🎥受賞 :※※※
🎥監督(製作):
脚本 :櫻井武晴
原作 :東野圭吾『眠りの森』
撮影 :淺野太郎
音楽 :菅野祐悟ー
出演(声優):阿部寛、柄本明、松尾貴史、名高達男、石原さとみ、音月桂

🔸Overview (Wikipediaより)———————
2014年1月2日、TBS系列にて『新春ドラマスペシャル “新参者”加賀恭一郎「眠りの森」』のタイトルで放送された。阿部寛が主人公・加賀恭一郎を演じる2010年4月期に同局系列で放送された連続ドラマ『新参者』のシリーズで、2011年新春放送のスペシャルドラマ『東野圭吾ミステリー 新春ドラマ特別企画 赤い指〜「新参者」加賀恭一郎再び!』、2012年公開の映画『麒麟の翼 〜劇場版・新参者〜』につづく続編となる。ただし、本作での加賀の設定は、「警視庁捜査一課の巡査部長」となっており、『新参者』の時より階級が低い(『新参者』では警部補)。また、『赤い指』にて逝去した父・隆正が元気な姿で登場しているなど、時系列的には『新参者』、『赤い指』よりも前の2007年の出来事として描かれている。
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