あっくん

きみにしか聞こえないのあっくんのレビュー・感想・評価

きみにしか聞こえない(2007年製作の映画)
4.4
お休みが続き、今月から徐々に復活していこうかと思います。
同時に、暑くなってきたので夏映画作品レビュー+再観賞レビューをこれからやっていこうかと思いますのでよろしくお願い致します❗(o≧▽゜)o

夏映画特集の最初は、小出恵介事件以降から観ていなかった大好きな作品…。
⤵⤵(;´д`)
そして、約半年ぶりの邦画レビューです(汗)。

友達とも馴染めずに独りぼっちに過ごす女子高生リョウはある日おもちゃの携帯を拾うが、突然携帯が鳴り始め、しかも声が聞こえる…。
一方、家族を亡くし、声も失った心優しい青年シンヤは頭の中でジョウとお話ができる事に対して驚きながらも、嬉しい気持ちでジョウと話しかける。
二人とも恋のような、大切な人の様な特別な絆ができながらも、運命の未来も待っている…。

原作者の乙一さんの作品(映画 暗いところで待ち合わせもオススメ❗)は一時期ハマっていまして、なかでも一番は短編集の中にあるこの“きみにしか聞こえない”でしたね🎵(o≧▽゜)o

設定はベタながらも、透明感溢れるピュアな雰囲気と静かな空間は当時観ていて、心洗われていましたね🎵(*´ω`*)
初めて観た時は切なくやりきれない気持ちながらも、暖かくて前向きな気持ちになりました🎵
この二人の不思議な絆の居心地が良すぎる❗なんか、誰かが見守っている様な、救われる安心感を感じます❗(*´ω`*)

★どのキャラクターも良かった❗
リョウ
暗かった自分が少しずつ明るさを取り戻し成長する姿が💮❗
ラストの手話がどれだけ救われたんだろうか…。心が強くなっていくのかな…。(・・;)

シンヤ
優しすぎる…ピュアすぎる…笑顔も素朴さも完璧…。こんな男子が本当にいるのかって位素敵でしたね…。リョウの事を大切に思う姿が💮❗
…だからこそ許せないですね、事件。(苦)
(ー。ー#)

原田さん(既婚)
キーパーソンであるもう一人の話し相手…。正体が徐々に分かりながらも、切ない気持ちに…。
リョウを止めなかった事を考えると、これは運命だって分かっていたのかな…。少ない出演ながらも、重要なキャラだと思います❗

シンヤのお祖母ちゃん
今は亡き、八千草薫さんの優しい演技…(泣)。この作品で大好きなお祖母ちゃん女優さんの一人になりましたね🎵最後の手話のシーンが凄く伝わって良かった❗

注目はロケ地❗もうドンピシャ❗
リョウが住む素敵な横浜、シンヤが住む美しい長野、不思議なデートシーンである鎌倉の湘南とどの風景も絵になる❗(o≧▽゜)o
でも一番は美しい安雲野平が一望できる長峰山山頂の展望にあるハングライダー滑走路❗ラストシーンは太陽の光がまるで透明なカーテンの様に輝く姿に、希望と切なさが溢れて素敵すぎる❗(このシーンを観るだけでも💮)ヽ(´▽`)/

そんなラストシーンにピッタリなドリカムの“きみにしか聞こえない”の優しい歌詞と静かなメロディ…。映画の全てを物語っていますね🎵YouTubeでオススメ❗
(私の作成したYouTubeの“邦画 ドラマ 神曲 名曲”再生リスト(レビュー「ある日どこかで」参照、YouTubeで邦画・ドラマ・神曲・ 名曲と検索すると出てきます。)にも入れました❗興味がある方は是非ですね❗(o≧▽゜)o)

キャストも成海璃子さん(イキガミ、ナミヤ雑貨店の奇跡)に小出恵介さん、片瀬那奈さん(デスノート、恋は続くよどこまでも)、岩城滉一さん(22年目の告白)、八千草薫さん(いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう、舟を編む)等々。
個人的に嬉しいのは少しだけですが、羽田実加さん(バラエティ“雷波少年”の鉄棒少女、朝ドラ“こころ”)が出演していたのが嬉しい❗
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