渡辺智子

夜の人々の渡辺智子のレビュー・感想・評価

夜の人々(1948年製作の映画)
3.8
フィルムノワール、男女の逃走劇。拳銃魔みたいな映画かと思ったけど女は直接犯罪を犯すわけではない。ボウイは刑務所を脱獄して仲間と銀行強盗して逃走先で知り合った女キーチと逃亡することにする。バスの停留所の近くでインスタントの結婚式を挙げるがやがて警察の追及が迫ってきて・・・。ギャング映画というよりは悲恋映画といってよいですかね。キーチの為に足を洗おうとするボウイだが。題名のとおり夜の場面が多い。逃走先で会う人々も魅力的。監督は理由なき反抗やジャニーギターのニコラス・レイ。仲間がナレ死みたいになるのはカットされたのか時間がなかったのか?幸薄そうなキャシー・オドネルが魅力的
渡辺智子

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