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ソング・オブ・ザ・シー 海のうたのkazu1961のレビュー・感想・評価

3.8
🔸Film Diary————————————————-
▪️本年鑑賞数 :2021-481
▪️#死ぬまでに観たい映画1001本 ※※※/1001

🖋2Gの素朴な映像ですが、だからこそ青く澄んだアイルランドの世界観、優しい気持ちが伝わってくる、そんな作品です。海辺の小さな町、貝で作られた笛、魔女と巨人、そしてアザラシ。。。その全てが素朴で心に訴えかけます。

🖋本作、本作が2度目のアカデミー賞長編アニメ賞ノミネート作となった北アイルランド出身のトム・ムーア監督の作品。アイルランドの神話をもとに、妖精の母と人間の父の間に生まれた兄妹が繰り広げる冒険を優しい視点で描いています。

🖋本作は、アイルランドのアニメながら宮崎駿監督の影響を大きく受けている作品だそうです。多くのジブリ作品へのオマージュで似たようなシーンが多分にあり、特に魔女の“マカ”のキャラクターが『ハウルの動く城』の“荒地の魔女”からイメージ早期されているようです。この辺りを探すのが面白いかも。

😌物語は。。。(参考:Amazon より)
海辺の灯台の家で、幼いベンはお父さんお母さんと暮らしていました。ベンは大好きなお母さんから「あなたは世界一のお兄ちゃんになるわ」と褒められて、赤ちゃんが産まれてくるその日を楽しみにしていました。ある晩、ベンはお母さんに海の歌が聞こえる貝の笛をもらいました。うれしくて、笛を大事に抱いて眠りについたのでしたが、目を覚ますとお母さんの姿がありません! お母さんは赤ちゃんを残して、海へ消えたのです。それから今も、ベンとお父さんの心は傷ついたまま。お母さんがいなくなったのは妹・シアーシャのせいだと思っているベンは、ついつい彼女に意地悪をしてしまうのでした…

🔸Database————————————————-
🎥邦題 :『ソング・オブ・ザ・シー 海のうた』
原題(英題):『Song of the Sea』
🎥製作国 :アイルランド・ルクセンブルク・ベルギー・フランス・デンマーク
🎥初公開 :2014
日本公開 :2016/08/20
🎥上映時間 :93分
🎥受賞 :※※※
🎥監督(製作):トム・ムーア
脚本 :ウィル・コリンズ
原作 :※※※
撮影 :※※※
音楽 :ブリュノ・クーレ、KiLA
出演(声優):デビッド・ロウル、ブレンダン・グリーソン、リサ・ハニガン、ルーシー・オコンネル

🔸Overview (映画. comより)———————
アイルランドに伝わる神話をもとに、海ではアザラシ、陸では人間の女性の姿をとる妖精と人間との間に生まれた兄弟の冒険を描き、第87回アカデミー賞で長編アニメーション賞にノミネートされたアイルランド映画。セルキーの母親と人間の父親の間に生まれた幼い兄妹のベンとシアーシャ。ある日、妹のシアーシャがフクロウの魔女に連れ去られてしまい、兄のベンは妹を救うため、魔法世界へと旅立っていく。初長編作「ブレンダンとケルズの秘密」(日本未公開)でもアカデミー賞にノミネートされた経歴を持つトム・ムーア監督の第2作。
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