「________今夜私を独占する？」



自身の色気を武器に
ウェブガールとして
男たちを誘うことで生計を立てる
小緑の可愛らしい笑顔はどこか刹那的で



刺青師であり、一見気概を持ち
常に前を向いている竹子が
時折見せる物憂げな表情



一度の鑑賞では堪能しきれないほど
贅沢な映像が続くものの、
美しき女性2人の
内に秘めた弱さのようなものが
終始私の胸を締め付けるようだった。



_____それでも彼女らは、
各々の想いを身体に彫る。



大の大人が涙を飲むほどの
そのジリジリとした“痛み“は
我々に何を語り、問いかける？




華麗且つ端正な黄色い彼岸花の刺青が、
時折やけに痛々しく、脆く見えるのだった。

これかなり好きなやつ。
今まで出会えてなかったのが残念。
ところで阿東あの後どうなったん？

当事者による当事者のためのレズビアン映画⁉️
ビアン映画はシスターフッドか官能的なものに寄りがちだけど、これは登場する男性が父権的ではないしレズビアンが性的客体化されることを徹底的に避けている
二人の恋がどう運ぶかが話の軸じゃなくて、トラウマの克服というか、自分のセクシュアリティを受け入れるまでの葛藤がメインだった
当事者にここまで寄り添ってくれる映画他にあるか？
ほんまに最高、なんかこれを見てやっと自分のセクシュアリティを受け入れられた気がする
あと竹子が好みすぎる
本当に好みすぎる