黒伊佐綿

シン・ゴジラの黒伊佐綿のレビュー・感想・評価

シン・ゴジラ(2016年製作の映画)
4.8
日本対ゴジラ

対人類ではなく、対日本に拘りゴジラを真面目に考察すると、こんなややこしい情報過多に仕上がった。
過去の庵野作品のイイ部分が反映された、かつがつ人に優しい作品。さぞ強力なスタッフに恵まれたのでしょう。

ヤシオリ作戦までの畳み掛けに耐えられるよう、上手いこと見せ場を散りばめてあり、何度見ても飽きないし、正念場では込み上げるものがある。

新たな放射熱戦が発現するシーンに、監督のゴジラへの想いが集約されているように感じた。その勇気と遊び心が本作では上手く融合しています。
黒伊佐綿

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