じょうパン

シン・ゴジラのじょうパンのレビュー・感想・評価

シン・ゴジラ(2016年製作の映画)
3.5
「ゴジラ-1.0」がアカデミーを受賞して、こちらのゴジラ作品も評価が高かったので鑑賞しました。
おそらく、「シン・ゴジラ」はゴジラ好きな人に対して作られていて、「ゴジラ-1.0」は万人受けするように作られていると感じたので、私は「ゴジラ-1.0」の方が全体的に好きでした。

◻️脚本
政府の事がかなり細かく描かれていたのでリアリティを感じましたが、私自身そこまで政治に詳しくはないのでそこまで政府の描き方に対して凄いとは言えないので想像上でのリアルだなとだけ感じました。ただ政府のお偉いさんが視点になっていいて、国民が苦しんでいる部分が少なかったので、あまり葛藤が見えなかったので、ゴジラを倒す計画を立てていたり作戦を実行していたりするシーンも個人的にはそんなに盛り上がりませんでした。
あと石原さとみさんのキャラクターは別に外国人で良かったんじゃないのかなと思いました。せっかく政府がリアルなのに、あれだと逆に違和感でした。石原さとみさんじゃなくてそんなに有名じゃない女優さんでも良かったのではと思いました。

◻️映像
第一形態のゴジラがVFX感丸出しでそこまで迫力を感じませんでした。でも戦闘ヘリや戦車などは実写の映像もあったので凄くリアルに見えたし、どれがVFXなのかが分からなかったです。
テロップで何々官とかが頻繁に出ていましたが、一瞬しか映ってないので途中でテロップを観るのをやめました。全部同じテロップじゃなくて他の紹介のテロップや編集を観たかったなと感じました。

◻️まとめ
今作は万人受けじゃないと思ったので「ゴジラ-1.0」の凄さが分かりました。
個人的にラストがなんかパッとしないなと感じてしまいました。

2024 36本目
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