このレビューはネタバレを含みます
庵野節が炸裂してで最高。
日本映画、特撮、素晴らしい出来。
世界に出てもしっかり評価されるであろう作品。すごくドラマがありながら、なんというか、テロテロしてない。すごくリアル。
ゴジラの造形が程よく気持ち悪い。これも良いなって思う。まぁ、うちはもうちょい愛嬌あるゴジラも好きだけどね。
もう6回ぐらい観た映画だけど、まだまだ面白いって思うから、ただの大衆娯楽映画ではないと思う。これを完全なるフィクションと思っていたら、すぐ近くにある日本のアンバランスさに気付けなるかもしれない。楽しいし面白いけど、すごく重たいテーマが底にはあって希望もあるけど、課題が多い。正に今の社会の写鏡。
そして、コロナ禍でみるシン・ゴジラは新しい味方をさせてくれる。
今の政府や高官の人たちはこのぐらい責任感や統率力を持っているのか…?本当に今の政治家たちにこの国を任せても、ゴジラがもし来たとしたら…?と考えるとゾッとしてしまう…しっかりと原爆と放射能の事に触れていてもっと人々に考えるきっかけになればいいなって、勝手に思った。
とりあえず、観て欲しいし考えて欲しい映画!!